原付2種の安い維持費

大型バイクほどの性能はありませんが、その代わり街中ではコンパクトな車体でずっと便利なのが原付2種クラスのスクーター・バイクです。
維持費が安いのもメリットとなります。バイクの軽自動車税(平成28年度)は、50cc以下:2000円、51~90cc:2000円、91~125cc:2400円、126~250cc:3600円、251cc~:6000円です。つまり、原付2種クラスは2000~2400円ということです。
自賠責保険料は、原付(~125cc)は共通で、7,280円(12ヶ月)、9,870円(24ヶ月)、12,410円(36ヶ月)、14,890円(48ヶ月)、17,330円(60ヶ月)となっており、1年に1回支払う自動車税も上記の通りですから、維持が手軽なのです。原付2種なら、それより上のクラスのバイクと比べても維持費はかなり安く済みます。
燃費もかなりよく、自動車の比ではありません。燃費の例ですが、スズキ・アドレスv125:52.0キロ、ホンダpcx:53.2キロ、ホンダ・スーパーカブ110:63.5キロです。自動車ではハイブリッド車でも適わない高燃費です。
消耗品についても、定期的で交換が必要になる可能性がある部品は、タイヤ、バッテリー、ブレーキパッド、エンジンオイルなどですが、上のクラスのバイクの消耗品費と比べれば、おそらく半分以下に抑えることが可能です。
高い利便性とは反対に安い維持費で、このクラスが人気になっているのもうなずけます。